~ We Love Sakai ~ 


子守唄グループ「ひばり」 ~ 岩本廣子さん ~

2014年07月20日 00:40

私たちは、お腹の大きいお母さんや保育・幼稚園、児童クラブ、そして境特別支援学校を各々、年1~2回程度訪問して、「子守唄を一緒に楽しくうたいましょう」という活動をしているボランティアグループです。「子供たちと一緒に唄う」がモットーです。

子どもたちに一番人気がある唄は「納豆ネバネバ」です。茨城だけの手遊びうたで、

 

納豆 なっとう ネバネバ 

小粒なっとう 大粒なっとう おかめなっとう 水戸なっと

ネバネバ ネバネバ

  
子どもたちは大喜び。

 

ストーリーのある「森のくまさん」を歌う時は大きなクマのぬいぐるみと貝のイヤリングを用意して、劇仕立てです。

「クマさんやりたい人」と聞くと3人くらいの手が上がります。

 森のクマさん 楽しそう♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 1年生の男の子のお礼の言葉 上手にごあいさつができました。 ( ξ(✿ ❛‿❛)ξ

 

私たちは若いお母さんたちに子守り唄を伝え、子供たちが健やかに育つことを願っています。

(岩本廣子さん)

 

 

 

茨城県の子育て支援策に「親子の絆再生事業」があります。

平成20年度から、子守唄を一つのツールとして“親子のきずな・ふれあいづくり”を進めるため、地域の子育てボランティアの方々を始め、保健師、保育士、コーラスグループの方々などを対象に講習会を開催し、子守唄の普及・啓発を行う子守唄指導員の育成を行っています。(結婚・子育てポータルサイトより) 

境町でも「次世代育成支援対策後期行動計画(平成22年度を初年度とし平成26年度を目標年度とする5年間計画)」があり、「境町の次世代を担うすべての人々が“かけがえのない一人ひとりの生命の育ち”を応援、・・・」の理念のもと、「「子ども未来課」が「子守唄グループひばり」の支援をしています)

「ひばり」のメンバーはこの子育て指導員の講習を受けて活動をしている人たちです。約20名の方々が町内の各幼稚園、保育園、児童クラブ、母親学級などを年1~2回訪問し、子守唄や童謡を歌いながら手遊びなどをして一緒に楽しい時間を過ごします。 

 

定例会 の様子:日程や曲目、担当などを決めます。

 

 

*7月9日の「境特別支援学校」での活動の様子を写真で紹介します。 

「ひばり」、「さかとく」さんの先生と保護者の方の許可を得てアップしています。

 

茨城県立境特別支援学校についてもいつか紹介したいと思います。 

 

今時の若いお母さんたちは子守りをあまり歌わないんですって。 

赤ちゃんにスマホやCDを通じて音楽を聴かせる人もいるそうです。 プロの演奏する質の高い音楽は子供の音感を育むなど良さもたくさんあるのでしょうね。一番の理由は母さんたちが忙し過ぎるのかも?

 

30年以上も昔のことですが…

私も働きながら子育てをしました。子供を寝かしつける時は自然に「子守り歌」を口づさんでいましたっけ。

子供がいつまでもぐずっているとうらめしく思い、自分も泣きたくなりましたが、すっかり寝入った子どもの寝顔を見ると愛おしさが増し、自分の心も穏やかになったものです。 

たしかに子守唄には癒し効果があったと思います。

 

 

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