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境の史跡めぐり

2016年12月15日 01:48

さかい女性ネットでは「境の史跡めぐり」を企画しました。

約半日のミニツァーでしたが、貴重な史跡、工芸品を拝見させていただくことができました。

 

吉祥院(新吉町)

 

礼盤(礼盤)

吉祥院のご本尊は不動明王。1343年の建立から何度かの焼失を経て、明治41年に現在地に。県指定の礼盤を拝見させていただきました。境内には塩地蔵などの石仏、江戸時代の俳人の箱島阿誰の墓があります。

 

境の郷土史④ 与謝蕪村と親交を結んだ俳人 箱島阿誰

※吉祥院は「猿島坂東三十三観音霊場」の3番札所です。

 

 

 

妙安寺(一の谷)

赤童子

妙安寺は親鸞聖人の従弟である成然房が1232年に開基。町指定の阿弥陀如来木像の他、三尊来迎仏、親鸞聖人御木像、鹿島赤童子画など多数の寺宝をお守りしています。

当日は住職様の法話を拝聴し、貴重な寺宝も拝見させていただきました。

大変勉強になりました。

 

西光寺(西泉田)

西光寺(西泉田)蔵の関宿藩主久世広之の書跡を拝見させていただきました。1672年に久世広之が西光寺を詣でた際、匂い桜と称する桜木を観て書いたと伝わる詞書。

 

西ひかる 寺の桜は秋とても  花もわすれぬ庭のよそほひ

 

詳しくは→関宿藩主久世廣之の書跡  西光寺  ~ 境町の郷土史① ~

 

八龍神塚古墳(金岡)

古墳時代後期の横穴式石室。明治42年開墾の際に発見された。副葬品は、東京国立博物館に所蔵。

 

❤参加者10人のミニツァーでしたが、境町の歴史に触れることができました。「また計画して!」との声も。快く協力して下さった各お寺様、またアドバイスをいただいた中村正己様、野村正昭様に感謝申し上げます。

 

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