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香取神社の天神様

2016年12月04日 02:18

 塚崎の香取神社境内に「菅原道真公」を祭神とする天満宮があります。明治35年に菅原神社一千年祭の折に建立しました

お社の中には、雷電・天神・稲荷・神明・八幡の各社が合祀されています。

 菅原道真公は学問の神として古くから「子どもの守り神」として慕われてきました。塚崎でも、子ども達が神社に集い、茶菓子の接待を受け天神講を楽しむ風習がありました。

 

120年余りを経て老朽化したお社を、今年8月28日に地元の篠塚守夫さんが、棟梁の柿沼徳次さんの協力を得て新築、寄贈なさいました。

この神様(幣束(へいそく))のお引越しは人目に触れぬよう夜半に神主が執り行う厳かな神事です。

篤志家の篠塚さんといえども目にすることはできなかったとか。当日は地元の人や子ども達が香取神社に集まり、賑やかに新築をお祝いしました。 

 

 塚崎の香取神社は、県の無形民俗文化財に指定されている「塚崎の獅子舞」も行われており、11月15日の祭礼には七五三の子ども達もお参りするなどして地元に密着し、愛されている神社です。

 

            

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